【PICK UP ARTIST】”COFRESI” エレクトロニックミュージックの新たなスタイルを提示するハイブリッドドラマー

今回のPICK UP ARTISTは、サンプラー、シンセドラム、生ドラムを巧みに操り、そのハイブリッドなスタイルで存在感を示す、技巧派ドラマーCOFRESIを特集します。

筆者がCOFRESIと出会ったのは、以前PLAN.netでも特集したFlamingiosisの「Early Night」。

多くのアーティスト・ビートメイカーとコラボしているチルホップの最前線、Flamingiosisですが、これまでの彼の曲とは一味違う雰囲気。絶妙なエッセンスを加えるCOFRESIとは一体どんな人物なのでしょう。

まずはこちらの動画を。The chordettesMr.Sandmanを大胆にリミックスしてます。サンプラー、シンセドラム、生ドラムを駆使するユニークなスタイル。その全身全霊で自身を表現する姿がクールで独創的です。


原曲はこちら。サンドマンとは、人が寝ている間にまぶたの上に砂を乗せてくれる、架空の生き物。その砂にはいい夢が見られる魔法がかかっているとか。



シカゴの北に位置する、エヴァンストンで育ったCOFRESIは、4歳からドラムを始め、高校からバンド活動を開始。エヴァンストンの様々な場所でプレイし経験を積みます。

Red Hot Chili PeppersやIncubusを聴いて育ち、高校ではプライベートレッスンを受け、ジャズ、ロック、ファンク、フュージョンのグループ、マーチングバンドに参加したとのこと。

その後、コロンビア大学に進学し、なんと本格的に音楽活動を始めるまではアップル社で働いていたそう。COFRESI、エリートすぎます!

そんな彼が大学で夢中になったのがR&B、ヒップホップ、そしてゴスペルチョップ。なるほど、ハイテクでグルーヴィーなドラミングはゴスペルチョップの影響もあったんですね

ゴスペルチョップとは、ゴスペルに合わせて数人のドラマーがドラムバトルするようになって生まれたジャンルのこと。手数、速さ、パワフルさが特徴で、ドラムのポテンシャルを最大限引き出し、魂を解放させるのが面白いポイント。

ゴスペルチョップと言えばこの人、Aaron Spears。ジェームス・ブラウンと共演したことでも有名です。

また、Zeds DeadSeven LionsMr CarmackKRANEOshiAlexander Lewisがエレクトロミュージックの基礎となったそう。

ちなみにFlamingosisとはVoodooという曲でもコラボ。Flamingosisの朗らかなノリと、COFRESIの中毒性のあるビートが見事にマッチしています。


ただ新しいことを学び、上達する事が好きなだけというストイックな彼。身体的なグルーヴに乗せ、様々なジャンルのドラミングや音楽感覚を、lo-fiからEDMにまで落とし込む姿に心を打たれます。
DTM系アーティストの枠にとどまらない、COFRESI独自のハイブリッドなスタイルの活動から今後も目が離せません!

<Top image via,Second image via COFRESI Instagram>

<References RIVER BEATS , YOUR EDM , FESTIVAL SQUAD>

by Soichi Inaba

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