【PICK UP Disc】Lingua Franca 「The Maze Of Spirit」町田発、無国籍オルタナティブ・パンク

プログレ、マスロック、オルタナ、エモ…そんな胸躍る要素をパンクのアティチュードで包み込んだ珠玉のアルバムが編集部の元に届きました。

Lingua Franca -「The Maze Of Spirit」

Lingua Franca(リンガフランカ)は、東京都町田を拠点に活動する4人組のオルタナティブ・ロックバンド。

2011年から活動を開始し、2015年にはロッキング・オン・ジャパン主催「RO69JACK 2015」 にて上位30組に入賞。

これまでにデモシングルやEPのリリースを経たのち、自主企画なども精力的に行い活動中。
そして今年6月、初のフルレングスアルバム「The Maze Of Spirit」を、Long Island Recordsからリリース。(おめでとうございます!)


ここからは、かなり個人的なレビューをお届け。読みにくかったらごめんなさい。


アルバムからリードトラック「Pyramid」のMusic Video。正直めちゃくちゃ良いです。
オリエンタルな雰囲気も少し纏った、エモくて気持ちのいいサウンド。リズム隊のグルーヴと、繊細で歯切れ良くマスいギターフレーズに絡みつくボーカル。
全編英詩ですが、独特なフロウも病みつきになりますね。


変拍子を多用した複雑な展開が多いため、一聴するとまず浮かんでくるのがマーズ・ヴォルタやThe Fall Of Troyのようなプログレッシブなバンド。

しかしLingua Francaはそれらのバンドよりも優しく、そしてオルタナティブです。
Mineralのような90’s emoや、それらを通過したtoeのようなポストロック的な要素、さらには不本意かもしれませんが、J-Rockやメロコア的な哀愁も持ち合わせていて、それがまた良い味を出してるなーと。

またRed Hot Chili Peppersや、Incubusのようなミクスチャーでオリエンタルなバンドからの影響も公言しています。

メンバーのルーツはパンクにオルタナ、R&B、カントリーと幅広いですが、それらが独自に昇華され、また「人と違うことがしたい」という信念の結果、どれも分かる、けどどれでもないような、個性的な楽曲群が形成されています。

そしてもちろん、パンク由来のエネルギーに満ちています。
ゆえに、とにかくライブが良い!かなり高度なことをしておきながら、熱量も凄まじい。
気持ちが昂ぶり、自然と拳が突き上がるか否か… これがバンドのライブで一番大事な要素だと思います(※超個人の見解です)。



イタリア語で「共通語」を意味するグループ名を冠する彼らの音楽は、多様性に満ちており国籍を感じさせません。
どこの国、どのような遍歴の音楽好きにも刺さりうる、まさしく共通言語的なサウンドだと思います。

これからどのような音楽を聴かせてくれるのか、今後の活動も非常に楽しみにしています!



Lingua Franca More Info –
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by Dai Nakasara

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