【PICK UP ARTIST】 “Flamingosis” 才能溢れるチルホップの開拓者

J Dillaがレールを築き、Nujabesが大成させたJazzy Hiphop。先駆者である彼らの意思を受け継ぎ、派生したジャンルであるチルホップの最前線で、実にユニークなグルーヴを発信しているのが、ニュージャージー出身の”Flamingosis”ことAaron Velasquez

そのキュートなアーティストネームは、フリスビーの世界チャンピオンである、彼の父親が発明したフリスビーのスタイルに由来しているとのこと。なんとも家族愛に満ちた経緯でほっこりします。

ファーストアルバム「Flamingosis」のジャケット

彼が影響を受けたのは、The Avalanches、J Dilla、Madlib、Flying Lotus、The Prodigy、Chemical Brothers、Hudson Mohawkeなどのアーティスト。

Bandcamp、Soundcloudをはじめとするストリーミングサービスでの楽曲配信が主な活動で、ヴィンテージファンク、ディスコ、ジャズ、ソウル、80年代Jシティポップなど、そのサンプリング元は様々。

そんな彼の、lo-fiヒップホップと一括りにはできない、素晴らしい作品を筆者の独断と偏見の元で選曲してご紹介します。

Flight of The Flamingo

トロピカル感満載で、体を揺らさずにはいられないこちらの「Flight of The Flamingo」は、ニュージーランドの熱帯地を旅行中に制作されたとのこと。ビートはTrevor Dandyの「Is There Any Love」、ホーンはO Ji Jiの「The Shadow」のサンプリング。タイトなビートと豪快なホーンセクションの掛け合いが絶妙の一言。
「Bright Moments」収録。

Finesse (Hey Baby)

畳み掛ける様にリズミカルなギターカッティングが高揚感抜群で、沈んだ気持ちをグっと引き上げてくれる、Flamingosisの代表曲の一つ。元ネタはThe Lovelitesの「Love So Strong」。驚くべきことに、彼はわずか30分でこの曲のビートを作り上げたとのこと。
「Pleasure Platte」収録。

Groovin

盟友であるフューチャーファンクアーティスト、Yung Baeをフィーチャーした、その名に恥じない最高なグルーヴ感のある一曲。リズムに揺られ、踊り狂うドンキーコングが愛らしい。余談ですが、Artzie Musicのアップする曲はいつも至高でいくら感謝してもしきれません。「Kahunastyle」収録。

A Mile High

どこか懐かしさがあり、涙腺をくすぐるフレーズとアニメーションのコラボが魅力の「A Mile High」。jinsangの「feelings.」をアップテンポにサンプリングしたこの曲には、なんとMVにフリスビーを操る彼の父親の姿が・・・。そうです、これが元祖フラミンゴーシス!
「Flight Fantastic」収録。

「Flight Fantastic」をはじめとする、彼のアルバムの一部はspotifyにアップされていません・・・。おそらくサンプリングの利権に関する事情でしょう。BANDCAMPSoundcloudでは視聴可能なのでぜひ!

<Top image via INSOMNIAC>

<References BANDCAMP,NEST HQ>

by PLAN.net

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